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駅ピアノ初体験!楽しかったのは不安があったから!?

はるたぬき
はるたぬき
皆さんは、「駅ピアノ」というものをご存じでしょうか?

駅や空港などの共有スペースにぽつねんとピアノが置かれていて、通りかかった人が好きな曲を好きな時間に弾いてよい、というものです。

様々な境遇にある人たちが1台のピアノを通して出会い、1つの音楽を共有し、かけがえのない時間を共有することに「駅ピアノ」の素晴らしさがあります。

NHKでも駅ピアノを特集した番組を放送していることがあるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

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僕もこの番組の隠れファンで、いつか海外旅行に行ったら弾いてみたいもんだゼ!と息巻いておりました。

ところが、海外旅行に行くどころか、ちょっとしたお出かけのさなかにこの「駅ピアノ」に出会ってしまったんです!

京都駅駅ビルで、「駅ピアノ」と出会った

とある休日に、京都駅近くの本屋さんへ本を買いに行った帰り道のこと。

京都駅には相も変わらず様々な人たちが各々の用事のために交差する京都駅。その上層階に、駅ピアノは置いてありました。

駅ビルでラーメンを食べ終わり、帰路に着く前に少し散歩でもしようかと思い、隣にそびえる京都タワーを眺めながら歩いていたところでした。

エスカレーターを降りている最中に、グランドピアノによるきれいなBGMが聞こえてきました。初めはスピーカーによる放送だと思っていたのですが、よくよく耳を澄ましてみると、実際に弾いている音だったので、何かのイベントでもやっているのだろうか、と思ったわけです。

そして、エスカレーターを降りた広場の一角に、奴はいたんです。

最近では駅ピアノを設置している駅が日本でも増えている、という話は聞いていましたが、まさかこの京都の地でお目にかかれるとは!

親子連れの方が大変美しい音色を奏でていたり、通りすがりの方が馴染みの曲なのか、ゆったりとしたメロディの曲を弾いたり。(曲名はわからないですが)

ピアノを弾く方がいなくなった時、僕は強烈にこのピアノを弾いてみたい、と感じました。

ガラス張りの広場の向こう側には夕焼けに沈む京の町並みと、白くそびえたつ京都タワーの色彩美。

こんな場所でピアノを弾ける機会なんて、めったにない!と思い、意気揚々と椅子に座りました。

ピアノのメーカーに明るくないため、そのグランドピアノがどこのメーカーで作られたものなのかは覚えていません。

しかし、あちこちにみられる傷や鍵盤の色から察するに、どこかで大切に使われてきたピアノだったに違いありません。

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試しに弾いてみると、電子ピアノでは感じられない、鍵盤と指が一体になるような感覚がよみがえってきました。

4年ぶりのグランドピアノで気持ちが高ぶったものの、最初に弾きたいと思った曲は静かに厳かに進む「アシタカせっ記」。

屋外でピアノを弾く経験も初めてだったのですが、思った以上に音が外へ外へ響いてくな!というのが感想でした。

途中音がわからなくなってミスも連発だったものの、目の前のピアノから響く音に意識が沈んでいき、最後は無意識に近い状態で弾いていたと思います。

その後も「青空のラプソディ」「風になる」という、僕の好きなアニソンを弾かせていただきました。

弾き終わってピアノを後にした後、近くに座っていらっしゃった方々に静かな拍手をいただき、大変光栄でした。

聞いていただいた皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。

「楽しい」を別の言葉で表現したら

駅ピアノってめちゃくちゃ楽しいね!という一言でこの記事を終えることもできるのですが、今後のためにもう少し考察をば。

帰路の電車の中で、「やりきった!」という充実感と「もっとうまく弾けたな…」と悔悟する気持ちがありました。

最近研究以前の問題というか、研究成果がでないことを周囲のせいにしがちで自分を嫌いになりそうでつらかったというのもあったのかもしれません。

「自分の弱さが悔しい!もっと自由に生きてもいいはずだろう!?」という思いをピアノにぶつけていた「アシタカせっ記」。

しかし、序盤は周囲の目を気にしてしまい、少しミスが続いて不安になってしまいました。

それでも、この曲だけは、この曲だけは最後まで弾き切らないと後で絶対後悔する!

この開き直りの後は、純粋に音色に集中することができました。

はるたぬきのプロフィール」でも紹介しましたが、没頭する際に重要な3条件、

■ゴールとルールがはっきりとしていて、フィードバックが早いこと。

■その場の状況を自分でコントロールできていること。

■自分の持っているスキルと課題のバランスが取れていること。

がそろっていた状態だったのではないか、と個人的に解釈しています。すなわち、

・ゴール=曲の終わりまで弾き切ること

・ルール=暗譜した通りの楽譜を、今の感情をこめて弾くこと

・フィードバック=弾き終わった後の自分の感情、並びに周囲の方々の反応

・ピアノを弾く、という行為自体がその場の状況をコントロールすることにつながっている

・自分のスキルで弾くことができる曲を、たまたま通りすがった人たちに聞いていただく=少しばかり挑戦的な課題

何はともあれ、駅ピアノは再チャレンジを目指して、新曲の練習に励みたいと思います!!!

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ABOUT ME
はるたぬき
大学でラクロスを始め、京大大学院に進学を決めたたぬき。「面白きことは良きことなり」を合言葉に、今日も卒業研究に熱中している。

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