どうも、はるたんです。本日1/31の夜はスーパーブルーブラッドムーンと呼ばれる珍しい満月が見られるみたいですね!
スーパーブルーブラッドムーンと南岸低気圧
はるたんは今日の夜バイトですが、月を見るためにちょっと店から抜け出しちゃおうかなーなんて笑
そんな”once in a blue moon”な夜ですが、残念ながら関東では夕方から曇り予想…
明日になるとまた雪が降るかもしれない、なんて予報もあります!またラクロスできないよ…泣
最近よく降る雪ですが、そもそもどんな状態になると関東に雪が降りやすくなるのでしょうか?
今回は、南岸低気圧と関東の雪の関係を見てみましょう!
①雨が降りやすいシチュエーションとは?
そもそも雨を降らせるような雲が発生するためには、湿った空気が上昇気流に乗って上空に運ばれる必要があります。
これにより、湿った空気が上空で冷やされて水が凝結し、雨粒の素が作られるのです。
簡単に言えば、「暖かく湿った空気が入り込み、上空に寒気が流れ込むような状態」のときに上昇気流が強化されやすくなります。
これは、水の潜熱を含め、エネルギーを多く持った空気の方が浮力を得やすいからです。
②南岸低気圧が太平洋側に雪をもたらす原因
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太平洋側で大雪になる状況になる要素は大きく3つに分けられます。
・南岸低気圧が発達すること
・南岸低気圧のコース
・太平洋側の陸地に寒気が滞留すること
南岸低気圧は日本の南の海上から日本に接近しながら発達していきます。
これは、南の海は比較的暖かく、①で言ったように下方の暖かく湿った空気が原因の一つです。
時には「爆弾低気圧」と呼ばれるほど短時間で気圧が下がることもあります。
次に、南岸低気圧の北上するコースですが、統計的には八丈島より北を中心が通過するときは雨、南を通過するときは雪であることが多いようです。
低気圧が陸上の近くを通過すると寒気が陸地に滞留できずに雨となり、逆に少し離れて通過すると寒気が地表面に滞留できるから、と考えられています。
そして、太平洋側の地表面に冷たくて乾いた空気(寒気)が北から流れ込むと、雨雲から降ってきた雨や雪が融けずにそのまま陸地に降っていきます。
これは、乾燥した空気では水滴が蒸発しやすく、蒸発と同時に気化熱を奪って周囲の空気を冷やすためです。
(お風呂から上がった時に寒くなる原理と同じですね!)
以上の3つの要素がそろうと関東に大雪が降ることになります。
ちなみに、南岸低気圧が関東に雪をもたらすか否か、という予報は難しいところが多いようです。
そのため、週間予報でも雨又は雪、と表現することが多いのだとか。
そのあたりの予報の難しさについても別の記事で書ければと思います!
大事なことなのでもう一度言いますが、
・南岸低気圧が発達すること
・南岸低気圧のコース
・太平洋側の陸地に寒気が滞留すること
の3つの要素がそろうと大雪になる可能性が高いです。
受験生の皆さんは受験会場には十分時間にゆとりをもって行くようにしてください!