先日、進学を考えている研究室にお話を聞きに行ってきました!初めはすごく緊張したけれど、なかなか有意義な時間が過ごせたのではないかと思います!
今回は、はるたんの経験から研究室訪問の流れについて説明します!
研究室訪問は何のためにするの?
そもそも、研究室訪問には次の3つの意味があると思います。
・その研究室で行っている研究について知る
・研究テーマが自分の興味と合致しているか判断する
・教授と性格が合いそうか知る
1つ目は研究室訪問で最も重要な部分でしょう。
いくらHPや説明会のパンフレットに研究内容が載っていても、文献で見るテーマと実際に話を聞いてみたそれとで印象が違っていることも。
前者では、紙面の関係から省略されてしまう内容があったりします。これに対して、後者は教授本人が自分のテーマの現状や今後の展開予想などを話してくれます。
2つ目は、研究室のテーマが本当に自分のテーマにできるのか、という問題です。
言い換えれば、そのテーマが本当に自分の問題として捉えることができるのか?を考えるということです。
これに関してはご自身で判断してもらうほかありませんね。
聞いた話では、自分のテーマが好きか嫌いかで大学院入学後のQOLが大きく左右されてしまうからです。
3つ目は、教授と馬が合いそうかという、当たり前のようで超重要な問題。
自分にとって教授の性格が受け入れ難い、なんて最悪ですよね笑。
研究室という、せいぜい20人くらいの狭いコミュニティでの生活では、教授と接する機会は相当あると考えられます。
そういう状況で、苦手な教授や先輩と一緒の部屋にいるのは苦痛に感じてしまうことも…
とはいえ、研究室の情報を手に入れる最初のステップはHPやパンフレットなどになるでしょう。
自分の大学の研究室であれば、先輩たちから直接お話を聞くことができるでしょう。
しかし、他大学、それも先輩もあまり進学していないようなところだとまた状況が違います。
実際に僕が進学したいとおもった大学院はまさしく過去の大学の先輩がほぼ皆無なところでした笑。
まあ何はともあれ、気になったら積極的に研究室を訪問すべきでしょう。
訪問するときに気をつけること
興味のある研究室が決まったら、あとは研究室訪問を実行に移すのみ!
ただ、ここで注意すべきなのは、社会人としてのマナーを持って訪問しようね、ということ。
初めて会う人の身なりが汚かったり、話し方が子供っぽい、挨拶もろくにできない。こんな学生、誰だってお断りしてしまいます。
もし、外部の大学院に進学したいと思うなら、1回目の研究室訪問で嫌われてしまったらそれでTHE ENDです。(‘◇’)ゞ
具体的に大切にしてほしいことは次の3つ。
アポのとり方
服装
挨拶や態度
アポは基本的に教授に直接メールを送って都合のつく時間を聞く、という形になるでしょう。
ちなみに、僕が実際に送ったメールは下のような感じでした。
あくまでもコピペなどはせず、サンプルとしてご利用ください。言葉づかい違うところがあれば指摘お願いします笑。
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件名:研究室見学の依頼
(以下本文)
○○大学○○研究室 ○○先生
突然のメール失礼いたします。私は、○○大学○○学部○○学科3年に所属しています、はるたぬきと申します。
○○先生の研究室のホームページを拝見し、○○の研究や○○○○の開発等について興味を持ち、今回ご連絡させていただきました。
修士進学に際して、私は○○の研究がしたいと考えております。そこでぜひ、○○先生の研究室で行われている研究活動の詳細について詳しくお話を伺えればと思いました。
そこで、○○月中のご都合の良い時間に一度、研究室の方に訪問したいのですがよろしいでしょうか。ご多忙のところ誠に厚かましいお願いとは存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。
○○大学○○学部○○学科3年 はるたぬき
Mail:XXXXX@XX.XXX
TEL:XXXXXXXXXXX
(本文終了)
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基本はビジネスメールを書くのと同じ要領で。
あと、細かい点ですが、できれば大学でもらうアドレスを使うとよいでしょう。
いつも使っているアドレスでちょっとビジネスで使えるものか怪しいものは使わない方が安全です。大学のアドレスだったらまず確実に相手先からの返信も受け取れますし。
さて、次に服装ですが、僕の場合はスーツで訪問しました。
カジュアルすぎない私服でもよい気がしますが、僕は私服選びに自信がなかったのでスーツにしました。迷ったらスーツですね!
ちなみに、スーツで研究室訪問をしたら、「なんでスーツなの?笑」みたいな感じで先生にも院生にも言われました笑。でも、これぐらいがちょうどいいと思いますよ。
スーツで訪問して失礼なことはないし、何より、「真面目な学生」というポジティブな印象を持たせることができますからね。
その後、もう一度同じ研究室に訪問する機会がありましたが、そのときは”私服”で行きました。派手すぎるとかそういった服装でなければ大丈夫かもしれません。
研究室訪問、特に、他大学の研究室の場合は初対面の印象が今後にもかなり重要だと思います。
いくら研究に対して熱意があろうとも、服装や態度、言動に品がない学生は敬遠されてしまいますから。
「顔を売る」という意味でも好印象を持たせる見た目を意識しましょう!
実際に研究室訪問に行ってみた!
以下は、僕が実際に研究室訪問に行った時の流れをざっくり説明したものです。
研究室の教授とメールのやり取りをし、昼前の時間を割いていただくことになりました。
当日は、研究室のあるキャンパスに約束の時間の30分前に到着しました。
その後、少しキャンパス内をぶらぶら散歩。受かったらここで生活するのかーみたいな感じのイメージは持てます。
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10分前に研究室前に到着。その後、院生の方がドアを開けてくれ、いよいよ研究室訪問スタート!
研究室内では、連絡を取った教授の先生たちに、研究の内容や進め方、今後の方針等について説明してもらいました。
はるたんは人見知り気質なので、最初は緊張していたのですが、教授が気さくな方だったので肩の力を抜いてお話を聞くことができました。
また、途中でわからないことは質問するようにしました。
先生のお話が一通り終わると、今度は学生の皆さんが研究室内を案内してくれました。
ちょうど昼時だったので、学生や秘書の方とキャンパス内の食堂に赴くことに。今の大学の食堂よりも飯がおいしかったのは気のせいでしょうか…?笑
その後、研究室に戻って、大学院生としての生活を学生の皆さんから話していただきました。
意外だったのは、大学院でもみんながっつりバイトしてるよ〜、ということでした。学費の問題がシビアな僕にとっては朗報。
他にも、たまに飲み会があるとか、他の研究室と合同で出張で研究活動に行って楽しい、などがありました。
院試はどうやって勉強されたんですか?と聞いてみたら、皆さん懇切丁寧に答えてくれてありがたかったです笑
学部の授業で使っている教科書や問題集等を紹介してくれたのでこれから院試の勉強に力を入れていこうと思います(^^♪
結局研究室に5時間程度お邪魔させてもらいましたが、あっという間の時間でした。
楽しかった、というのもそうなんですが、学生一人ひとりが自分の研究に対して相当な思いがあるんだな、というのを実際に肌で感じられたのは今回の一番の収穫でした!(まあ当然のことかもしれませんが笑)
訪問が終わったらちゃんとお礼のメールを出そう!
これもさっき書いた礼儀の話の続き。
先生方には、見ず知らずの学生のために時間を割いていただいたのだからお礼を言うのは当然でしょう。
当日の夜、または翌日にはメールでいいので感謝の気持ちを伝えましょう。
まとめ
はるたんが今回の研究室訪問をして思ったことは、
「やって損することはないし、むしろメリットしかない」
ということです。ぜひ、気になる研究室があれば実際に行ってみることをオススメします
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